寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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施肥と防除

稲作り 元肥散布

長かった冬も終わり、好天が続いたので根雪も融けて辺りは草花の新芽が芽吹いています。フキノトウも大きくなり、茎で水車を作れる程です。

田んぼもまだ多少の水分を含んでぬかるんでいますが、そろそろ元肥を撒く時期です。元肥はすでに混合済みです。先月の下旬に材料を混ぜ合わせました。私は”Mリン農法”を実践していますので、多少手間ですが、効果は抜群です。

田んぼの土造りにはこだわっていて、収穫を終えた秋に周囲の刈った草を田んぼに撒いて、”バックヤーゼ”なる微生物資材を撒いて耕しておきます。バックヤーゼ”とは有機質材料を発酵処理する好気性菌主体の微生物資材で、発酵することにより、有機物中の有害物質を分解し、短期間で良質な堆肥やボカシ肥を作ってくれる優れものなのです。

今日は公休日なので、好天にも恵まれたこともあって元肥散布をしました。8反分の元肥180Kgほどを4時間かけて撒き終えたので、数日後には荒お越しです。今年も始まるのかと思うと期待とそれ以上のプレッシャーが肩に掛ってくるようで、気合が入ってきますね。

今年こそは雑草の手抜きをなくそうと思っているのですが、敵は手ごわいです。なにせ、アスファルトの隙間からでも生えてくるほどの生命力です。それを抑えていくのは雑草との知恵比べ、根気がいる作業なのです。今はおとなしくしていますが、もう少し暖かくなってくると遠慮なく伸びてきます。本当に手を焼く厄介ものなのです。

畦畔の雑草のみならず、一番気を使うのが田んぼの中の雑草で、稲の成長を阻害するのでこまめな手入れが欠かせません。必要最小限の除草剤を使用しますが、後は土壌改良などで対応しています。これも安心・安全な米作りのためです。

今年も頑張りたいと思います。

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