美味しいお米は良い環境から生まれる
私達が生活していく上で、水は大切な資源の一つです。ここ山陰の奥出雲は豊富な森林に囲まれ、特に「水を呼び込む」と言われる「杉」の森から溢れ出る清らかな水を生活用水として享受してきました。水質検査においてもミネラルバランスのとれた軟水とお墨付きをいただき、実際に長生きされる方が多い地域です。この天然水を圃場に引いて稲作りをしています。
お米は日本文化そのもの
日本人にとってお米は文化的にも精神的にも欠かせません。遠い神代の時代から受け継がれてきた日本の国民食です。私達の祖先が切り開いた水田を家族総出で守ってきた歴史があります。お米作りと共に豊作祈願やお祭りなどの文化が続いて現在に至っています。
食生活の見直し
私達日本人はお米を主食に野菜、発酵食品などをうまく取り入れて身体に優しい食事を摂ってきた歴史があります。身体のDNAにはお米を主食としてきた和食文化が根付いているんですね。ところが食生活が欧米化するようになった今、私達は多種の生活習慣病に悩むようになってきたのです。
高齢化社会を迎える今こそ、体内のDNAに寄り添った食生活に切り替えていくことが家族みんなで健康に生きていく秘訣ではないかと思います。