寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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施肥と防除

稲作り 追肥

今日は休みだったので、追肥をしました。普通だとエンジン付きのホースで畦からばら撒きます。今回は肥料の古いのが残っていて、それを使いきりたかったので、手撒きしました w。うちの親父が数年間にかけて作りだめした肥料が未だ残っていたのです。もうガチガチに固まっているんです。

親父曰く「肥やしは古いほど効きがいい」。でもガチガチに固まってしまったのでは機械で撒けません。しかたないので、崩してある程度ばらけた肥料を籠に入れて肩から吊るして撒きましたよ。古いにも程がありますよね。普通ならサラサラで機械で簡単に撒けるのですけど。親子喧嘩はしょっちゅうで、お互いに意地の張り合いですわ。でも最後には私が折れるんですけどね。年寄りになると頑固になってしまいます。私の長男が言います。「お父ちゃん、おじいさんみたいにならんでよ」と。世代が違えば考え方も違うので同居も大変です。どこにもあるような3世代家族です。

我が家の事情はいいとして、田んぼの方は追肥まで終わりました。様子を見てもう一度撒こうと考えています。今田んぼには水が入っていて、肥やしが溶けて稲が吸い上げてくれる頃に止水して間断灌水します。追肥が終われば今度は稲の病気に対する薬液の散布です。第一陣は”稲こうじ病”予防です。稲こうじ病に対しては出穂期の1週間~10日前にしないと効力がないのでタイミングを合わせます。うちの出穂期の予定が8月15日頃ですから、8月入ったら考えないといけません。

稲こうじ病とは、稲に発生する主要な病気の1つで、イネの籾に暗緑色の厚膜胞子の固まりである病粒を形成し、ひとつの穂に1〜10粒程度発生します。イネの穂ばらみ期から出穂期の低温・多雨状態の時に発生が多くなる傾向がありますが、病籾が収穫籾に混入すると米が規格外となり、一等米が二等米になってしまうわけです。

そうならないように予防しておきます。予防接種とよく似ています。これからが大事な時期です。気を抜かず田んぼに通います。

 

 

 

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