寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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施肥と防除

稲作り 消毒に向けて

この間の7月22日に2回目の追肥を行った後、稲の色が一段と濃くなってきて、「これから穂をつけるぞ。」と稲が喜んでいるようです。追肥がしっかり効いている証拠ですね。仕事帰りに水栓を閉めて止水し、間断灌水して地固めに入りましたが、田んぼの中には小さな雑草が生え始めています。雑草は強いです。抜いても抜いても生えてくるんですから。でも大丈夫。もうしばらくしたら、中後期除草剤”パサグラン粒剤”を撒く予定ですから。

パサグラン粒剤はクログワイ、オモダカ、シズイなど「難防除雑草」に高い効果を発揮し、確実に防除してくれるんです。特に生育期の雑草に高い殺草効果を発揮するので、「あっ、はえてる!」と見つけた後から使えるので無駄がありません。その上、稲に対して薬害が少ない薬剤ですから安心です。この稲に優しい薬剤というのがいいですね。これは日本ならではです。TPPが始まっても日本の食材は安心だと太鼓判を押します。それだけ研究が1歩も2歩も進んでいるのですから。

しっかり地固めできたら、今度は”稲こうじ病”対策に消毒が待っています。これは一人では大変なので子供たちの応援を得て済ます予定なのです。その後に今度は”もん枯れ病”、”いもち病”の消毒をします。これらなども薬剤の希釈倍数が決まっていて、1000倍~2000倍に薄めて幅広く撒きます。ここでもしっかりした基準値が決まっていて、私たちはそれをしっかりと守っています。

この作業には動噴やら、強固なロングホース、大きなタンクなど必要で私は全て揃えています。これらを軽トラに積んで田を回りながら作業していくんですが、「うちもヘリコプターで撒きたいな」なんて贅沢なことを思ったりしています。リモコンのヘリコプター使って撒いたら楽だろうななんて思います。面白すぎて病みつきになったりして!(^^)!。ヘリコプター購入るために米作っていてはなんにもなりません。だから人力なのです。体力増進です。

 

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