寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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施肥と防除

稲作り 追肥作成

昨日に除草剤を撒いたのですが、打って変わって真夏日の暑さに止水した田んぼの水がかなり蒸発しているじゃないですか。半分は乾いて軽くヒビ割れ状態で、まずいです。5日間は保水してもらいたかったのですが、かといってちょろちょろ水を流そうものなら薬剤が流れてしまうので草が喜ぶだけです。まったく水がないわけではなく、田んぼの保水力で水はありますが、表面にないのがきがかりです。でもこれで効き目はあるのでもう少しこのままです。

週末には一日だけ雨の予報です。ちぐはぐですが、日曜日には水を流し初めて追肥を行う予定です。仕事終わってから家で追肥を混合する作業を終えました。過リン酸石灰、塩化カリ、Mリンカン、米ぬか、硫安を一定の割合で混合するのですが、結構な重労働でした。追肥をすれば分けつに加速がつき、稲の勢いもグングン大きくなっていきます。成長期にしっかり栄養をあたえる。人間も一緒ですね。

追肥が終われば間断灌水をして4日干して4日湛水状態を保ち、田面を固めていきます。これを出穂期まで繰り返します。出穂期の予定としては8月15日頃です。1か月間に大きく成長してくれることを期待しながら、畦の草刈りをする予定にしています。こうしてみると自然の流れはおおらかなようでいて、結構早いものです。特に雑草は待ってくれません。稲作りは世話が大変で忙しいのです。放ったらかしでは良いお米が出来ないようになっています。この点も人間と同じですね。そう思うとつい農作業に入れ込むようになります。一生懸命育てた分だけ結果が出るので、作業はきついですが、楽しみながら作業しています。

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