寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
スポンサーリンク
施肥と防除

稲作り 稲こうじ消毒

今日も朝から天気に恵まれ晴天でした。気温もグングン上昇し、外へ出たくないほどの暑さでしたが、逆に消毒にはもってこいの気象条件です。今日、稲こうじの消毒を予定していたので10時まで待って始めました。雨降りだったり、稲に露がついていたりしたら薬効がなくなるので丁度よかったのです。おまけに手頃な風もあり、文句なしの条件です。

早朝からできない作業ですから、条件を整えることが大事なのです。露が乾くまで待つ作業に稲刈りも含まれます。稲刈りも昼前からするのですよ。今日は消毒。エンジン付きの動噴で薬剤の水溶液を撒いていくのです。写真は自前のものですが。長いホースを田んぼの端間で引っ張っていって、そこから手前に戻りながらスプレーの様に撒いて行きます。今日の薬剤は”ドイツボルドーA”です。2000倍に希釈してから撒きますが、4000倍にしても効果があるようです。2000倍以下だと薬害が出る可能性があるので、ぎりぎりが2000倍です。私は、去年稲こうじの被害にあいましたので、2000倍ちょっとの希釈で撒きました。

一人では無理なので、今日は3男に手伝って貰いました。写真は田んぼの片側から撒いていますが、反対側からも撒いて撒きムラのないようにしています。この”ドイツボルドーA”はよく効くんです。稲こうじが発生すると籾が黒くなって商品価値が下がるのでこの消毒は必須です。夕方には好天のお蔭で、稲の葉も乾いてしまったようです。暫くは好天が続くのでこれで、稲こうじの心配も薄れるでしょう。

暗くなる前に水栓を開いて水を出してやりました。稲も喉が渇いたことでしょう。これから浅水管理で稲の成長を促すのですが、お盆頃に出穂の予定です。今日イナゴがたくさん飛んでいましたが、害虫駆除の消毒もしなければなりません。出穂の直前に別の消毒をします。それまでに、伸びた畦の草刈りをやっていきます。次から次にやることはあるのですが、計画を立てて無理なくやれば(もちろん、作業になれることが必要です)稲作りも結構楽しいもんです。作る喜びを味わい、そして丹精込めて作ったお米を食べられるのですから、我と思うお方はIターン、Uターンを検討なさってはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました