寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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施肥と防除

稲作り除草剤散布

今日は休みだったので、全ての田んぼに除草剤を撒き終えました。首に吊って右手でハンドルを回しながら小さな粒剤を撒いて行くんです。田靴を履いてはまり込みながら歩いて撒きます。ただ歩くのとは抵抗が全然違うので、相当な負荷が足腰に掛ってきます。倒れそうになるのを我慢して、一歩一歩後ろ足を抜きながら前進です。滝のような汗が流れ落ちてきます。

今日撒いた粒剤は「マメット」と「テッケン」です。マメットは従来通りの薬剤ですが、テッケンは新商品です。去年雑草に苦しめられた田んぼに新商品のテッケンを見舞ってやりました!いずれも湛水状態で5日間位は止水して薬効をみますので、水管理が大事になってきます。粒剤は決して混合しません。薬害が出たら最後ですから。使い分けて効果をみます。初期除草剤の「カチボシ」が効果があったので、同じ新商品のテッケンにも期待を寄せながらの作業でした。人によっては機械を使って長いホースを通して撒きますが、この粒剤は1反に1Kgと少ない量ですので、歩きながら確実に均一に撒くことと、稲の状態も確認できるので手撒きをしています。

田んぼを歩いていると稲の分けつ具合が色々です。全て均一には分けつしてくれていません。一株が15本位に分けつしていたら「中干し」を始めます。田植えが少し遅めだったので茎数が足りていません。来週には追肥を行う予定です。MリンPK15Kgと硫安5Kgを1反当たり施肥する予定です。その後効果を見てから2回目の時期を決めるのです。私は「への字型栽培」を目指していますが、天候により多少ずれたりするのは止む終えないと思っています。稲が欲しがると気に与えるのが一番ですから、田んぼに通ってチェックすることは大変重要になってくるのです。

今年の夏は暑くなるらしい?ですが、晴れが続くのを大いに期待しています。

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