寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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田起こしと田植え

稲作り 荒お越し

好天が続いたので湿り気味だった田んぼも大分乾いてきているようです。そろそろ荒お越しの時期ですが、田んぼにはまってしまうようでは作業ができません。

田んぼによって渇きの良い所(乾田といいます)や、水が張っていてなかなか乾かない田んぼ(湿田といいます)があります。私の地区は20年前に圃場整備をしたのですが、土地の癖と言いますか、乾きやすい場所とそうでない所がでてきています。対策法もないではないですが、暗渠排水設備を施してもさほど変わり映えしない場合もあります。土質にもよるのですが、私の地区は粘りのある黒い粘土質の土壌です。ちなみに黒い粘土質の所で生えてくる旬のタケノコは砂地でできる物よりも食感が柔らかいのです。とても美味しいですよ。

そんな肥沃な土地なのですが水の抜けが昔からよくないのが実情です。毎年春先に好天が続くので何とか荒お越しできるのですが、ここ2,3年はトラクターが少しはまり気味でも作業してしまう状況が続いています。特に今年の様に大雪に見舞われると水分過多で抜けが遅くなりますね。

きのぅは3窪荒お越しをしましたが、そのうち1窪はもろにはまりました。荒お越しは深く耕さず浅く耕すのですが、はまるところでは深くなってしまい、楽なように見えますが隠れた苦労があるのです。ゆっくり耕すのですから時間もかかります。3窪で半日かかりました。残りはまた日を選んで後日やろうと思います。

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