寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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稲作アラカルト

稲作り どうなるTPP

朝晩冷え込んで体にこたえる日々が続いていますが、アメリカが”TPP脱退”を宣言したことによって日本の農業政策が宙に浮いた状態になってしまいました。

ついこの間の1月20日の夕方に、「平成29年産米の生産目標及び水稲作付面積配分の説明会」があり、仕事を終えてから雪降る中を会場に足を運んで行ったのは何だったのでしょうか。政府はTPPを見込んで減反政策を進めていて、全国で28年度比較で1万ヘクタール減、生産数量に換算して8万トン減を各地方におろしてきています。県には1000トン弱の減反指示が来ていて、内直接影響ある私の地区には70へクタールの減反指示がきています。

TPPが中止になったからと言って米価が元に戻ることはないと思います。日本はこの先どう進むのかわかりませんが、アメリカの様に保護主義に徹してもいいくらい、全国の農家は疲弊しています。

今年も春がやってくれば米作りが始まります。全国の農家は一等米目指して日々努力しております。私も兼業農家ながら、手を抜くことなく良質米目指している一人です。

現在は手に入らないものはないほど恵まれた環境の中で生活しています。そんな中でも長寿社会に向けて不安視されているのが健康です。世界からも注目されている和食を見直して食生活を改善すればより健康に近づくのではと思っています。

全国の皆さん、健康で長寿を全うするなら米を中心にした和食ですよ!日本のお米を食べて元気になりましょう。

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