寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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稲作アラカルト

稲作 台風来襲

台風18号は予定通りやってきました。ここ山陰には昼過ぎあたりから雨、風ともに強まり突風らしき強風が1時過ぎから4時頃まで続いたらしいです。私は仕事で家にいませんでしたが、子供達が一日中いたので様子を聴くことが出来ました。

こちらでは小・中学校は台風直撃の恐れがあるため、昨日に急きょ臨時休校が決まったのです。雨は午前中から降り続いていたようですが、台風の接近に伴って強まったようです。私は帰りが遅くなり、真っ暗の中帰りましたので、田んぼの様子をうかがい知ることはできませんでしたが、とても心配です。倒れていたらと思うと早く稲を見てみたい衝動に駆られるのですが、まだ、台風の余波があって、それに真っ暗で田んぼに行きませんでした。

明日からは天気も回復するようです。ただし、曇ったり小雨だったりの一日になるとの予報でした。明日早朝、出勤途中に車の中からか確認できるので直立不動の稲を見たいと思っています。疎植にすると稲の幹が太くなるのは確かです。しかし、田の中に雑草が生えやすくなります。雑草を抑えつつ、幹を太くすれば、稲穂も若干大粒になります。収穫量は施肥の加減で増減しますのでそこらあたりが難しいです。なんでも突っ込んで研究するのが大好きですから、いずれ顎が落ちる程の米を作りたいものだと日々研究しているところです。

台風もだんだんと強烈になっないてきているようで、いかに倒れない美味しい品種の米を作るかが課題です。それにしても9月からずーっと雨降りで田んぼが乾く暇がないのです。稲穂はしっかりできていますが、問題は新米を食べた時の味ですね。その瞬間、一年の苦労が報われるのか、がっかりするのか別れます。微妙な味の違いが判るのも農家ならではです。交じりっ気のない新米はやはりワンランク上のごちそうです。

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