台風も過ぎ去りほぼ1カ月ぶりにさわやかな好天に恵まれました。気温もグングン上昇し、立っているだけでジワッと汗が出てくる程です。田んぼの稲も「待ってたよー♡」と喜んでいるようです。黄色みを帯びては来ましたが、まだ完熟とはいきません。7分位まで来た感じです。完熟のためには一にも二にも太陽光線が必要です。好天が続くことを祈るばかりです。
”女心と秋の空”とは昔の人は旨い事をいうもんです。さっきまで晴れていたのに数時間後にはザーザー雨に変わりました。「これが腫れるまでには時間がかかるなぁ」と思わせる程の降りようで、あるいは雲ったままかもしれませんが。それでも半日ほどはしっかり日光が当たったので安心しました。
見回ってみましたが、田んぼの稲の生育状況も良好なようです。後半月ほどで刈り取りになると思います。10月なかば頃といえば朝晩も冷え込むようになってきているはずで、日もさらに短くなっています。コンバインで刈り取るのですが、晴れていないとできません。休みと晴れが重なってくれるといいのですが。
刈り取りが終わるまでは心配の種がつきませんが、これはどこの農家にとっても同じことです。植えてから刈り取るまでが稲作りではなく、その準備もあるし、準備も刈り取った後すぐに始まるのですから1年を通して米作りに携わらないのは雪が降っている時くらいなものです。
それほど手間ひまかけて作るのですから、新米を口にした時の思いは格別なものがあります。この時期には新米が出回ります。美味しいお米をしっかり味わって食べて頂きたいと思います。