寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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刈り取りと乾燥

稲作り 大雨

大型の台風16号が上陸してきたようです。こちら中国地方は20日から21日にかけてが山場のようですが、今日18日は無風でしたが、土砂降り状態でした。天から真っ直ぐに落ちてくる雨を久々に体験しました。前が見えないほどでしたが、刈り取った後の田んぼは水浸しでしたから、まだ刈り取りの終わらない家の田は想像して余りあります。

倒れはしないと信じていますので、その事は心配ないのですが、日照不足が心配です。太陽が照り付ける日が極端に少ないからです。刈り取りが未だの所は、倒伏と成熟状態が心配の種で、刈り取りが終わってはざ掛けしている農家では、乾燥具合が心配の種です。

はざ掛けのいい所は、自然乾燥で、穏やかに徐々に乾燥するところで、したがって旨みが閉じ込められて美味しい米になるという点です。近年は機械乾燥が主ですが、急激に乾燥させるのではなく、3日位かけてゆっくり乾燥させれば、機械乾燥でも美味しいお米になるのです。こう天候の不具合が続くようなら、かえって機械乾燥の方がいいくらいです。

台風が早く過ぎ去って、行楽シーズン向けの秋晴れが戻ってくると、キヌムスメの成熟度が増してお米の味がグンと良くなります。それを待っているところです。

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