寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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稲作アラカルト

稲作り 秋雨前線

台風が去った後、今度は秋雨前線が居座って思わしくない空模様が続きます。本来なら間断灌水で田んぼに水を引くのですが、こう雨続きだと入れようにも入れられないのが現状です。8月25日からずーっと止水栓を閉めたままです。もうあれから3週間がたちますが、集中的に雨が降るので水の切れる時がないのです。降ったり曇ったりで、少しだけ晴れ間があるという状態でした。

環境は決して良くないのですが、少しずつ実っているのです。色もだんだんと黄色みを帯びてきて稲穂も下へ垂れ下がるようになってきました。これから1か月後に刈り取りの予定です。この1か月の天候次第ですが、祈るような気持ちです。

次々とやってくる台風に困惑していますが、こちら出雲地方では、出雲大社の遷宮以来台風が直撃していません。地元の人たちの間では「出雲大社さんの神通力のお蔭だ」ともっぱらの評判です。遷宮でかなり神通力が蘇ったのではと思われます。出雲大社といえば大国主命が祭られ、年に一度の全国神様サミットが近く開催されます。毎年11月頃ですが、出雲地方だけはこの月を「神無月」とは言わず、「神有月」といいます。北は北海道から南は沖縄まで、マイカー参拝に来る人で賑わいます。神通力の蘇った大国主尊様の御利益を頂きに私もお参りしようかなと思っています。

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