寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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種蒔きと育苗

稲作り 種まき後の管理

種まきすると、芽が出てすくすく成長する苗を確認するのが楽しみになってきます。成長のスピードは外気温に左右されます。今年の様に気候が穏やかだと、朝の水やりを控えなければならない程伸びが早いです。伸びすぎると田植え機では具合が悪いので、そうならない様に成長をコントロールしてやるのも大事な作業なのです。

逆に、寒い日が続いたりする年は大変です。苗の伸びが悪く毎日が心配です。育苗器に入れてやると外気温にさらされる事無く育つのですが、稲の強さで言えば、やはり路地栽培した苗の方が強く、病気にも抵抗力があります。

田植えは20日頃の予定です。その日に丁度良い大きさに育つように水やりを調節したりして待つのです。防御ネット等を用いてスズメなどの外敵から苗を守ってやらなければなりません。スズメが苗を食べちゃうのです、困ったことに。それに大風。困難を乗り越えた苗だけが田植えに使われるのです。

他方、田んぼでは荒代、仕上げ代、畦畔の草刈り等の作業がまっています。毎日ついてやるわけではないので(誰しも仕事をもっています)、休みの日か、夕方明るいうちに少しずつやっていくのです。刈り取りを終えるまでは”2足のわらじ”を履いて頑張る日々です。

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