寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
スポンサーリンク
稲作アラカルト

稲作り 高温注意報

今日は暑かったですね。昼過ぎで35℃を記録しました。もう、うだるような暑さで外を歩きたくない一日でした。こんな日でも外で仕事をしている方もいらっしゃると思うと頭の下がる思いです。

それをじっとして耐えているのが稲です。光合成をしながら栄養分を作り、じっとしているのです。植物だからそうなのでしょうが、凄い事ですよ。私にはできません。が、ひたむきさというか、信念というかまねができませんね。と、つまらんことを言ってしまいましたが、植物の強さを見習わないといけませんね。人間の何と弱い事か。強そうで弱いとはこのことです。

別に人間を軽蔑しているわけではないですが、小さな植物でも一生懸命生きているのをまじかに観察していると、考えさせられます。アスファルトの隙間から一本の雑草が見事な花を咲かせているのを良く見かけます。大きな隙間じゃなく、隙間なんてない所からにょきにょきと這い上がってきている姿を見ると、勇気と活力をもらいます。毎日の様に田んぼに入っていると、稲の成長には教えられることが多いです。

さて、今日は異常な暑さでした。毎年のことながら去年もそうだったかなと思いだそうとするのですがハッキリしませんね。こう暑いと思考力も落ちてどうにもなりません。涼しい時に計画しているので、明日は稲こうじ病の消毒です。出穂の10日前にすると効果的となっているので丁度この頃です。明日も好天です。有難い事です。息子に手伝ってもらって終わらせようと思います。ちょっとでも気を抜くと雑草、虫にやられてしまいますので、真剣に向き合って対処しています。体力も使いますが、頭も使います。自然の生業を米作りを通して自然に教えてもらっているこの頃です。

タイトルとURLをコピーしました