寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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草刈りと除草

稲作り 水田雑草

早朝から雑草を抜き始めましたが、あるわあるわで結局昼過ぎに抜き終えました。短期間によくもまあここまで成長するものだとあきれ返ってしまいましたが、「今年はどうも除草剤の効きが悪いようだ」と近所の方が言っておられたのは本当でした。心配ですので他の田んぼも入って点検しましたが、やはり少し生えています。これで止水して間断灌水に入りました。

少し遅れましたが、追肥を考えなくてはなりません。当初の予定よりも大幅にずれ込んでいます。梅雨の長雨でタイミングを逸したのも原因の一つです。それに昼の勤めのもあって思うようにいきません。しかしやることをして行かないと実りの秋がやってこないので、日程調整をして今週中には終えたいと考えています。

追肥については、ある程度気温の上昇が望めればいうことないのですが、長雨続きでなかなか好天に恵まれずどうしたものかと気をもんでいるのが現状です。梅雨が明けてくれることを切に願っています。追肥を行えば、田んぼを湛水状態にしておきます。水を溜め水田の土壌が還元状態になると土の中の鉄やアルミと結合していたリン酸成分が遊離して稲に吸収されやすくなるからです。思うように天候その他の条件が整わない時の作業はやはり長年の経験がものを言います。

親父に聞いてみたのですが、追肥は時期的にはいまであるが、少し遅れ気味である。また、田んぼに雑草が生えるのは代掻きをしっかりしていない証拠。と痛い所をつかれました。何故なら、一日で終わらそうとトラクターのスピードを上げて代掻きしていたからです。ゆっくりしっかり代掻きをしないと雑草が生えてくるとのこと。せっかちな性格が裏目に出ました。反省しきりです。追肥については同じような意見でしたが、微妙な違いで結果が大きく違ってくることは他にも例がありますので、ここはベテランの考えを入れて作業にあたりたいと思います。それにしても天候不順、豪雨など今年も梅雨明けの夏はどういう気候になるのか今から戦々恐々です。

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