今日から畦の草刈りをやっていきます。天気予報が外れて晴天続きです。除草剤を振った後ですが、見事に乾いています。ですが、田んぼの深さは20cm強なので水分は十分にあるのです。従って根が水分を求めて深く広がっていきます。田んぼの表面は除草剤が効いているので雑草はありません。
畦の草はかなり伸びています。稲と接触する程に大きく高く成長していて、虫の住処になるところですが、これから刈り払い機で刈っていくのでその目を摘んでしまおうというわけです。仕事帰りの1時間半ぐらいが丁度いい時間です。毎日少しずつ雑草をやっつけていくので体の負担も少しで楽です。あと3日止水したら水を入れ始めようと思います。今度の日曜日には追肥をしたいからです。
草刈りをしていると今年は蛇の抜け殻をよく見つけます。そういえば今年は”マムシ”が多いのだそうです。マムシは普通の蛇と違って毒があるのはご存じの通りですが、人間と出くわしてもそこから逃げないで向かってくる気性の強さがあります。一度出くわしたら後で必ず人間を噛むと言われているので、見つけた時に殺すことにしています。しかし、叩いて殺すのであって、間違っても草刈り機で首などをはねません。なぜか?返り血が目に入ったら(血は毒)大変だからです。
昔の人は肝がよくて、マムシを素手で捕まえてマムシ酒を作ったようですが、噛まれることも多々あったようで随分難儀な目にあった人もいたようです。滋養強壮にはいいらしいのですが、やはり怖いですよ。マムシがいる所は独特の匂いがするそうで、なんでも昔のおしろい(化粧品)の匂いがするのだそうです。でも素人には危険この上ないですから、見つけたら殺すことです。これは余談ですが、イノシシがマムシを食べるのだそうです。野生のイノシシは獰猛で危険です。話がだいぶんそれましたので、この続きはまたの機会にしようと思います。