寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
スポンサーリンク
草刈りと除草

稲作り 草刈り 畦畔

今日も草刈りをしました。畦畔が広いので少しずつして行かないと草の成長に遅れてしまいます。左に傾斜がある畦畔がありますが、その横に田んぼがあります。高低差が3~4はあります。棚田であった所を圃場整備して一窪を大きい田んぼにして作りやすく管理しやすくしたものです。

平野部だと段差がなく、畦畔も小さいのですが、中山間地域はこうしたところばかりで、圃場整備しても維持管理が倍以上かかるのが現状です。上の田と一番下の田の高低差はかなりあります。刈り払い機で刈っていくのですが、最初の頃は見ただけで疲れが出てしまい、たいへんでした。それが今では体力、気力も続いて草の成長をつなぎとめています。この草は数日で枯れてくるので、この枯草を家のサイロまで運んで帰ります。

この枯草が来年の元肥になります。化学肥料も使いますが、天然の肥料が一番です。長いフォークでかき集めて運搬車で運ぶのですが、これを真夏の盛りにすると数キロ痩せます。減った体重をビールで補います(冗談です 笑)。喉かな田園風景ですが、やる作業はきついですね。

向こうの山に見える鉄塔は中電の送電線です。四方を山に囲まれた中山間地域では、水は山の谷合から湧き出てくる天然水でお米には最高の水です。1年中枯れることなく湧き出ています。また、土は真っ黒な粘土質の泥で、稲には良い土壌です。旨い米が出来ないわけがない程恵まれた環境ですよ。

定年を迎えて田舎暮らしを希望の方が結構いらっしゃる様ですが、お米を作りながらのんびり暮らすには田舎もいいもんですよ。それに体力がつきますから老後の体力の衰えからくる成人病などとは遠く無縁に近い状態です。私は10年前にUターンしましたが、やっと慣れました。都会にはない暮らしがあるのは確かです。

タイトルとURLをコピーしました