寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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草刈りと除草

稲作り 除草剤

田植えが終わったら、すぐに初期除草剤を撒きます。雑草は毎年進化しています。いい薬が出てもそれに対抗するようになるのです。従って、除草剤も更新して常に新しいものが出回ります。イタチごっこのようなものですが、永久に効くというものはありません。常に進化し続けているのです。
この除草剤が結構高価なんですよ。インターネットで探しても安いものがありません。1K一袋で3000円から5000円位します。1反当たりに1キロずつ撒くのですから1町あれば結構な金額になるのがおわかりでしょう。高価だけど良く効きます。田んぼの雑草は多種で、くろぐわい、ひえ、こなぎ、いぬほたるい、おもだか、みずかやつり等ありますが、これらが成長しすぎると稲に必要な栄養分を全部吸収してしまって、稲が育たなくなるから厄介です。また、雑草に群がる昆虫が稲に害をもたらすので除草は大事なのです。このあたりの手間ひまの掛け方次第で秋の実りが随分違ってきます。もちろん品質にも影響大です。

除草剤には初期、中期があり、夏から秋になる頃には昆虫からの病気予防に稲の消毒を実施するのです。これらの薬は全て安全基準をクリアしたものだけが市場に出回っていますので安心です。どこかの国のような事は、。ここ日本においてはありません。安全基準は世界一だと思います。必要不可欠な最小限の消毒なのです。

普段お米をスーパーで買って食べていらっしゃる方には、稲作の隠れた苦労がわからないと思いますが、あえて言わせていただくと、TPPではいって来る代物とは一線を画していて、安全・安心なお米であり、その中でもそれぞれの地方特産のブランド米は品質においても食味においても最高のものなのです。これからもブランド米の生い立ちを綴っていきますので、国産ブランド米のファンになっていただきたいものです。

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