寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
スポンサーリンク
田起こしと田植え

稲作り 仕上げ代2

早朝6時から代を掻きはじめました。どんより曇っていましたが、暖かくトラクター仕事には快適です。時折ツバメが右往左往して餌をつかまえているのでしょう、トラクターの周りを飛んでいます。ひとつの田んぼに1時間半かかるんです。人が歩くスピードとほぼ同じですからゆっくりしたもんです。

これをやっておかないと田植えできません。田植えの3~4日前に仕上げ代を掻いておけば、ちょうど良い塩梅に泥が落ち着いて苗を植えてもしっかり活着してくれます。今はトラクターがあるので代かきも楽ですが、一昔前は全てが人力でした。よくやったもんだと感心させられます。今やれと言われたらしないでしょうね。体力的にも無理です。

昔の人は体力が違いますよ。うちの親父は昭和4年生まれの88歳ですが、今でも元気に外仕事をこなします。子供に言わすと、「おじいさんはスーパーマンだ」そうで、私でさえその気力には脱帽です。鍛え方が違うんでしょうね。

丸一日かけて6つの田んぼの代かきが終わりました。心地よい疲れです。風呂あがりにビールがうまかった。昔の人はどぶろくだったんでしょうね。どぶろくは旨いのですが、足を取られて腰砕けになりますから要注意です。なんでも程々がいいですが、ブレーキが効かないのがたまにキズです。

さあ、後は田植えまでの3日間は水管理です。毎日圃場に出て確認しては微調整です。

タイトルとURLをコピーしました