寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
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田起こしと田植え

稲作り 田植えの時期

今年は田植えが例年よりもかなり遅めで、来月の4日5日の土日に予定しています。約半月ほど遅いのです。一昔前は6月になってからの田植えが当たり前でした。うちの親父が若いころには田植機もないし、トラクターもない。すべて人力という今では信じられないような環境で米を作っていたことを思うと、今はすごく楽です。しかし、楽ではないのが米作りです。

わざと遅らせたのではなく、自分の仕事の都合と家族の都合を合わせようとしたら、遅くなっただけです。が、周囲の家ではすでに田植えも終わり、苗も活着して少し伸び始めています。それを見ているので少し焦り感があります。

去年からですが、密植をやめて疎植にしています。人に勧められたわけではないのですが、疎植にすると稲が大きく育ち、粒もぎっしり詰まってそれでいて稲がたおれないと聞いたからです。実際やってみるとその違いがわかりました。噂通りでした。ですから今年も疎植でするのです。去年、強引に「疎植にする」と言いはった時、親父に散々こき下ろされて喧嘩になりましたが、稲穂が垂れる頃には親父もだまってしましましたよ。長年作ってきているので違いはすぐわかったのでしょう。

密植するよりも疎植にしたほうが、田んぼの栄養をより多く稲が吸い取れるようになるからだと思っています。稲の作り手としてはまだまだひよっこです。しかし、伸びしろが十分あるので(研究熱心なほうです。)更に美味しい米を作る自身があるのです。今年はどんな味の米ができるのか楽しみにしながら作業を進めています。

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