初期除草剤を撒いて5日目
初期除草剤を撒いた日から3日間は好天でしたが、昨日は一日中雨。そして今日は暑いほどの好天に恵まれて圃場のところどころの表面の泥が顔を出している状態です。かなり乾いている部分もあり、入水したくなるところですが、一週間は我慢です。表面は乾いていても土中は水分がしっかりあります。散布してから一週間は薬効を安定させるため入水しません。見にいきましたが、稲以外は全く雑草の姿を発見できませんでした。ここまでは順調です。
傾斜面の草刈り
私の地区はもともと急傾斜の棚田でしたが、それを圃場整備したのが平成5年です。当時は狭くて小さな棚田が、広く大きい田んぼに生まれ変わり、窪数も減り、管理しやすいので皆喜んでおりました。あれから25年が経ち、設備の古くなって補修する場所があちこちあります。2年前には水路のコルゲート管が老朽化して直しました。約80万かかりましたが、国からの直接支払制度のお蔭で全部まかなえたのです。急傾斜面は相変わらずよく雑草が伸びてくるので始末が大変です。高低差が2~2.5mある45度の傾斜を刈っていく労力はかなりなものです。草刈りよりも枯れた草を集めるのが大変で、これがきついですね。足腰と腹筋が強くなり、内臓も丈夫になるのが有難いですが、もっと楽に作業したいです。
モグラが水持ちを悪くする
荒お越しをする時、畦塗り器で畦を作りたいのですが、高価なので使っていません。ですから、モグラが開ける穴が貫通して水持ちが悪いです。畦板をやったりして水が抜けないようにしていますが、少しずつ抜けていくのが難点です。至る所に穴をあけるので困っているのが現状です。
防草ネット
草刈りから逃れたくて防草ネットも考えてはみましたが、使用している方の圃場を見ると、雑草のしぶとさを改めて認めるところで、購入を思いとどまっています。広い圃場分をカバーするには高くつきすぎますね。この間T.Vを見ていた時、雑草に熱湯をかけて始末していました。根こそぎ枯れるようです。お湯なら只みたいなものですが、相手は広範囲な畦ですからね。思うだけにとどめておきます。
刈り払い機で地道に刈る
刈り払い機で地道に刈るしかないようです。最近ではいろんな草刈り機が販売されていますが、どれもこれも高価です。儲けは少ないのですが、農機具はやたらと高いというのが印象です。でも楽になったものです。昔は鎌一本で刈っていたのですから。
草が伸びて刈るのが間に合わなくなるので、勤め帰りに1時間ずつ草刈り作業をしています。早朝5時から刈っている人も結構いらっしゃいますからね。見えない所で皆さん苦労されています。今日も1時間刈りました。お疲れさまでした。