寒暖差と山から吹き下ろす風が美味しいお米を育てます
スポンサーリンク
草刈りと除草

梅雨入り

梅雨入りで作業が遅れる

九州地方から段々と梅雨前線がやって来て、ついに中国地方も梅雨入り宣言です。嫌な季節がやってきたものです。毎年のことながら、雨が作業の支障になるので早めに手を打つように計画していますが、稲の成長に合わせて作業するので前倒しできるものとできないものがあり、それに会社勤めもあるので強行することもしばしばあります。

初期除草剤の効き目

田植えをしたのが先月5月26日で、苗の活着を待って動噴で初期除草剤を撒いたのがついこの間の2日です。最初は3日後に撒く予定だったのですが、会社の残業やら自治会の会合などで夕方できませんでした。その間灌水状態を保って待っていたのです。土曜の夕方、仕事が終わってから撒き終えましたが、好天は月曜までで、火曜日から雨です。一週間程水を止めて干す予定がこの雨で水入りとなりました。しかしながら、水口から流し入れたわけではないので、薬効が出口へ流動していくことはありませんが。それに大雨ではなく小振りの雨ですから、影響も少ないだろうと思います。

去年の失敗

去年も植干しする予定で初期除草剤を撒いていました。撒いてから水を止めたまでは良かったのですが、家を留守することが2日間あった時、親が、除草剤を撒いた後に水がないので入れてしまったのです。親とは作り方が違うのですが、説明していなかったのです。してやられました。もう後の祭りでその後、雑草に悩まされた苦い経験があります。その時は、水口の周りに雑草が密集してきて、出口付近はほとんど生えていませんでした。薬が出口に向かって流動した証拠なのだと思います。いわゆる薬害です。

除草は田植え後の除草剤だけでは無理

田んぼの中の除草は、田植え後に薬剤を撒いただけでは効果が薄いのが現実です。前年の刈り取り後に新たに雑草が芽吹いてきて田んぼに塊茎をつくるので、それを枯らしておく必要があります。多年生雑草クログワイやオモダカなどの厄介な雑草の塊茎を土壌表面に露出させて、北風等の低温や乾燥で塊茎を枯死させて減少させる必要があります。耕起作業で枯死しなかったしぶとい雑草を、春の田植え後に除草剤で始末するという流れになります。ですから稲刈りが終わると早めに秋の浅い耕起作業をしておくことが不可欠になってきます。

本日も雨模様です

・休日には草刈りの予定でした。しかしながら、梅雨入りで雨が降り続けています。午後には曇るとの予報でしたが、変化なしです。毎日天気予報とにらめっこですが、日々予報も変わってくるので臨機応変にやっています。もう少し小降りになれば草刈りをしようと身構えているのですが、このままなら今日は休養日となりそうです。

タイトルとURLをコピーしました